今日、17時に。
スピーカーから聴こえているのはブライアン・イーノ。
『Apollo: Atmospheres and Soundtracks』
このアルバムはNASAのアポロの計画の様子を
まとめた映像のサントラとして制作されたという
1983年の作品というのに、全く古さを感じさせない。
この小さな古いアパートがまるで、
月面にある宇宙基地のように感じられる。
日常の記録として
早朝執筆/夜 20:06 blog 投稿
Clear Sky
私のblogはいつも早朝に書いて、
夜に投稿しています。
今朝の富山新聞は、やけに分厚い。
開いてみれば半分以上がチラシ(広告)だった。
企業も商品を売らなければならない。
必至である。
コラム『時鐘』を読めば政治家がよく使うお題目として、
「今日より明日は良くなる」という言葉について触れていた。
金沢付属中3年生の山口翔太さんが考案したという、
『ポジティブ未来日記』という手帳。
未来の出来事を手帳に過去形で先に書くことで、
それらの未来を予祝して叶う方向へと向かわせる。
ボクシング五輪選手が、
「金メダルを取りました。ありがとうございます。」と、
冷蔵庫に貼って夢を叶えたという話や、
大谷翔平選手の例などは有名だけれど、
私も未来を予祝することで、
気がつけば、その未来に立っていたという経験を何度かしてきた。
だから、この方法にはある程度の再現性はあるのだと思っている。
ところで、今日の17時。
我が家(小さな古いアパート)に、
新しい洗濯機がやってくる。
古い洗濯機を引き取っていただき、
業者が新たに設置をしてくれる予定でいる。
20年以上、ずっと回り続けてくれた私の洗濯機。
総計で言えば何回、この洗濯機は私の衣服を洗い、回ってきたのだろう。
よくもまあ、故障もせずに、ここまで私と共に歩んでくれたと思う。
この2年ほどは、もうそろそろ・・・と思うような、
黒い綿埃が洗濯物についてしまったりなどで、
普通であれば買い替えねばならない状況だった。
物持ちが良いというか、ケチというか、
なかなか、電化製品の購入には躊躇いがちな私は、
結局、2026年の年明けまで、
新しい洗濯機が来るのを待つことにした。
私の古い洗濯機。
何ヶ所のアパートを一緒に引っ越してきただろう。
本当に長い間、1日の衣服の汚れを洗い、
私の暮らしに常に新しさを与えてくれていた家電三種の神器。
ありがとうという気持ちが自然に込み上げてくる。
今日の17時になれば、
引き取られてしまうのかと思うと、
なんとも切ない気持ちも湧いてくる。
それでも、きっと新しい洗濯機にも、
何らかの魂のようなものは脈々と引き継がれ、
明日からの私の衣服には、
お日様の下で干されたような新鮮さが備わってくれている・・・。
そんな姿を想像すると何というか、
心がワクワク・ソワソワしてくる。
ちなみに購入した洗濯機はコジマ電機さんに並ぶ洗濯機の中で、
一番、安価なものである。
私にはそれで十分。
新しい洗濯機が来るということを予祝していたわけではないけれど、
暮らしの中で洗濯機が変わるということは、
明らかに一日一日の心構えも変わることなのだと実感している。
人から見ればまったく大したことのないような話。
でも嬉しい。そして、湧き上がる、今までありがとうという気持ち。
玄関と洗濯機周りをしっかりと掃除しなければ・・・。
ありがとう。20年以上共に暮らしてきた私の洗濯機。
私の人生をずっと見てきてくれた洗濯機。
私は今、卒業式のような気持ちでいます。
詩人・作詞家
阿閉 真琴
