ファッションを通ってきた作詞家
若い頃は、 当時、富山市中心街にあったブティックの販売店員をしていた。 私が販売していたのはレディースのPOU DOU DOU、そしてGray Magic。 その後、富山駅前にあるCICビルというショッピングビルへ移り、 […]
若い頃は、 当時、富山市中心街にあったブティックの販売店員をしていた。 私が販売していたのはレディースのPOU DOU DOU、そしてGray Magic。 その後、富山駅前にあるCICビルというショッピングビルへ移り、 […]
作詞とは、考えた言葉を並べることではなく、 感じ取ったものに言葉(音楽)の形を与える仕事です。 時代を感じる。メロディーを感じる。リスナーを感じる。 今を感じる。過去を感じる。未来を感じる。 言葉から感じる。書きながら感
作詞は言葉だけの技術ではありません。 字面だけで感動させようとして書いても、 なぜかうまく表現できないものです。 時代の空気を考えずに歌を書くと、 不思議とありきたりの歌詞になってしまうものです。 作詞とは、感情、物語を
ギター、ベースを弾き、作曲もするけれどなかなか歌詞が書けない、 という話を聞くことがよくありました。 現代のJ-POPでは言葉数も多くなり、 メロディーと言葉の関係も、以前よりずっと緻密になっています。 以前のように字面
作詞の現場では、完成した歌詞を提出して終わりではありません。 多くの場合、1週間ほどの締切期間があり、 まずはその中で歌詞を書き上げます。 提出後、リリースへと進む場合は、 部分的な差し替えや再提案がよく起きます。 「こ
2000年にリリースされたマキシシングル平井堅『楽園』は、 私にとって作詞家としての出発点になった歌です。 今日はこの歌を書いた時の心境、 大切にしたこと、歌に込めた思いをお話しします。 書いた歌が幼くなってしまうという
私が平井堅『楽園』の歌詞を書いたのは2000年のことでした。 その前後で宇多田ヒカル、m-flo、LOVE PSYCHEDELICOなど、 洋楽の聴き心地を感じさせる日本語の歌が人気を博しました。 この頃から少しずつ、日
この作詞講座は、平井堅『楽園』、嵐『トビラ』『ONLY LOVE』、V6『ありがとうのうた』などの作詞を手がけた作詞家 Makoto ATOZIが、あなたの歌詞・テーマ・メロディーとの関係・作品の方向性を60分で整理する
2000年、私は平井堅『楽園』で、 壊れゆく世界の姿を描いた。 揺れ動く時代の中で、 それでも消えることのない愛。 あの歌を書く時、 私はただ一曲の歌詞を書いているつもりではなかった。 時代に響く歌を書きたい。 人の心の
どんな言葉を材料としても、 AIが良い歌にしてしまう時代に、 作詞家が考えるべきことは何か。 今日は、AI時代に増える “構造のない歌詞”についてお話ししてみます。 私自身、最近、 これをオリジナル曲と言って良いものかど
先日、 いくつかのアーティストのMVを観ていて、 ダンスのキレについて考えていました。 もちろん世界トップクラスのダンスは素晴らしい。 だけどそのダンスをたとえば素人が撮影したらどうか。 あの身体感覚あふれる躍動感あふれ
なぜ自分の書いた歌詞は、 どこか“歌にならない”のかと感じたことはありませんか? 私はよくこのコラムや作詞講座で”作詞の構造”について話をしています。 読者の中には、 なんとなくこの言葉を読みながらも、 本当の意味で”作
作詞は言葉だけで完結させることはできない。 メロディーがあり、アレンジ(演奏)があり、 アーティストがいてくれることで初めて歌は昇華される。 私はこの作詞講座コラムで、 何度も”作詞の構造”について話してきました。 もち
歴代、私のマネージメントを勤めてくださったマネージャーの方々がいる。 全て恩師である。 10年以上、私の仕事を見ていてくださった、 以前のマネージャーは何度も私に忠告をしてくれました。 「ATOZIさん、現役の前線にいた
今回はかなり大きなテーマ。 ”センス”についての話をします。 作詞をする上でのセンスとは何か。 ファッション、文書、芸術、住まい、 全てにセンスと呼ばれるものがある。 でも、私たちはそれをうまく言語化することができない。
作詞講座 作詞家 Makoto ATOZI プロから学ぶ時間。 書きたいのに、言葉が止まってしまう方へ。 今月も、プロが教える作詞講座、 作詞の個別対話の申し込みをお受けします。 いま言葉がどこで止まっているのか。 何を
多くの歌詞は、自己満足から始まります。 集中力の欠如、使い回しのような物語。 または、思いつきだけの書き出し。 自分だけが”すごいと思う”ような内容。 ついつい、惰性で書くように作詞をして、 それでも案外良い歌が出来上が
作詞をしたいという方々の中でも、 歌詞を書いているが形にならない。 タイトルが決められない。 そのような悩みを持つ方は少なくありません。 私の作詞講座へ来ていただく方々の中にも、 よく見受けられます。 ・良いと言われ
今年に入ってからAIで作られた音楽を聴く機会が増えました。 YouTube上にはたくさんのAI音楽が投稿されています。 AIで音楽を制作(生成)する人々は歌詞もAIに頼んでいるのか、 それらの歌詞を読むと多くの場合、 中
作詞の方法には大きく分けて3つの方法があります。 一つ目は曲先。作曲家がメロディーを考えて、 作詞家は音源を聴きながら作詞をします。 二つ目は詞先。メロディーのまだついていない状態で、 作詞家が0から歌詞を書きます。 三
平井堅『楽園』嵐『トビラ』『ONLY LOVE』V6『ありがとうのうた』 他にも今までに約130曲。 多くの印象的な歌の制作に参加してきました。 どの歌の時の景色も、時代背景も、今も覚えています。 どの机で、どの方角へ向
歌詞を書くとき、 譜割りに忠実に歌詞を書くことができないという人々がいます。 どうしても自分の思いの言葉を当てはめたいがために、 実際のメロディーとは異なる語数の文字を無理やり歌に入れようとする。 それでも歌えないことは
80年代、90年代のヒット曲を読み解くと、 タイトルの言葉がそのままサビの頭にあるということが多い事に気づきます。 一時期は、とても長いタイトルを歌につけることが 流行った時代もありました。 私は作詞の際にサビをどう考え
歌は音楽です。 奏でられ、歌われるものです。 作詞は、言葉だけで完成するものではありません。 メロディーがつき、 歌い手が声にしたとき、 はじめて字面を超えて印象が決まります。 同じ言葉の歌詞でも、 メロデ
初心者の方へ向けての作詞のエトセトラ 私が作詞家としてデビューしたのは 2000年1月19日でした。 当時、メジャーラインの作家の多くは 「カッコいい楽曲」を目指していました。 2000年代の音楽には お洒落であること粋
良い歌には体温がある。 もっと言うならば、良い歌詞は、 字面を見た時に、 書いている人の姿が見えてくる。 まるで自分宛の手紙を読むように、 歌詞の一つ一つの言葉が、 心に届く感覚がある。 では、そのような歌詞を書くにはど
プロとアマチュアとの違いは何か。 それはざっくりと言うと、 発注があって書いているのか。 または、自分の好きなように書いているかの違いです。 プロ作詞家が歌詞を書く場合は、 すでに歌うアーティストが決められています。 ア
作詞をしていると、 書き出しの一言が乗った瞬間に、 この歌は良い歌になるとわかることがあります。 最後まで滞りなく書ける感覚。 歌の全体像が見えている感覚。 音楽として仕上がった時の響きのイメージ。 それらが、書いている
歌詞が幼く感じる瞬間があります。 それは、あたりさわりのない歌が出来上がったときです。 感情はある。まとまってもいる。 でも、何か刺さらない。 その時、歌は幼く聞こえます。 歌詞が幼くなる一番の理由は、 あまり考えずに書
すごく普通のことをお話ししますが、 メロディーに言葉を載せる時に大切なこと。 それはメロディーをよく聴き、身体に馴染ませることです。 このとき、ただ聴くのではありません。 まるで執念のようにメロディーの細部を聴き取ります
音楽制作の現場は随分変わった。 私が平井堅『楽園』の歌詞を書いた時代。 あの時代、私は富山に住んでいた。 届いた資料はA4の宣材用紙数枚とカセットテープだった。 今もそのカセットテープは私の仕事部屋にある。 作家事務所と
私たちが歌を口ずさむときは、 歌のサビの部分を歌っていることが多い。 サビは歌の中でも最も印象の深い部分です。 歌の良し悪しは、 サビの精度で大きく変わってくる。 細かくいうならば、情景の描き方。 物語の密度。感情の焦点
良い歌詞とは何だろうか。 逆に、良くない歌詞とは何だろうか。 音楽は趣向品なので、その答えは人それぞれだ。 それでも、ただ一つ、音楽という視点から歌詞の良し悪しを見るならば、 メロディーと言葉が一体化している歌は良い歌で
シンガーソングライターを目指して、または作詞家を目指して、 または趣味の一環として、作詞をする人は多い。 だけど、なぜか、手応えが感じられない。 良いと思うのだけれど、確信が持てない。 または、自分では良いと思うのに、聴