Amazon Prime Videoで『シング・ストリート 未来へのうた』を観た。
不景気、転校で男子校に入り、人生のどん底にいたコナーが、
一目惚れをした女の子の目を引くためにバンドを組んで変化していく姿を追った映画。
出演するバンドメンバーがそれぞれに既視感があり、
私自身の若き日の思い出ととても鮮明にリンクした。
私は恋愛ごとのいざこざからクラス中から無視されて、
学校の外でバンドのメンバーを探した。
大きく分けて3つのバンドを経験した。
いずれも、とても歌の上手いボーカリストに恵まれた。
私はコナーとは異なり、ボーカルではなく、
ベースだったけれど作詞作曲をした。
そして社会人になり、一時期はアパレルに就職して、
その後飲食店を経営もしたけれど、
無謀だと思われても、私は音楽の夢を諦められなかった。
東京の音楽業界の扉をたたいた。
奇跡が起きた。
私の書いた歌は当時の日本中が知るような歌になった。
この映画の主人公コナーに、私は今、思う。
どうか彼に知恵があるようにと。
彼女を愛し抜くようにと。
切なくも甘酸っぱく、
多くの映画がそうであるように、
もっとこうであればという部分を残しつつ、
人生で忘れられない映画の一つになりました。
人生は無謀でいいんだぜ。
現実に照らし合わせれば、かなりの矛盾はありながら、
だからこそ青春なのかもしれないですね。
Makoto ATOZI
