最近の音楽はつまらないと言う人もいる。
私はそうは思わない。
確かに歌詞の言葉数は増え、
内容も昔ほどロマンだけを重視するものではなくなっているのかもしれない。
だけど、ライブ会場の規模、リスナーの熱狂、
その中心に立ち続けるアーティストは、今も生まれ続けている。
今も歌を書く現場に向き合う中で、
私は自分の歌詞を顧みて、
うまく書こうとしすぎていないかと思うことがある。
内容が良いだけの歌詞では、
大きな会場の空気までは動かせない。
数万人規模の会場で鳴るには、
言葉そのものにも、会場を押し返すだけの熱量が必要だ。
クリエイターには、
「限界を壊す」という使命がある。
アーティストを今よりも巨大にする歌を書く。
それが作詞家に与えられているミッションだ。
時代を超えて、
人々の限界と概念を超えて、
壮大な会場でも表現に耐えうるパワーで歌を書く。
ライブ会場の規模が大きくなるごとに、
クリエイターとしての喜びも大きくなる。
自分の中から、新しい炎が燃え上がる。
アーティストを巨大にする歌を書く。
このミッションを胸に、
私はこれから書く歌たちを、世界に届けていこう。
詩人・作詞家
Makoto ATOZI
