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【作詞講座コラム】作詞にも身体感覚がある——メロディーの重心を知るということ。

先日、
いくつかのアーティストのMVを観ていて、
ダンスのキレについて考えていました。

もちろん世界トップクラスのダンスは素晴らしい。
だけどそのダンスをたとえば素人が撮影したらどうか。
あの身体感覚あふれる躍動感あふれるMVは撮れるだろうか。

ダンス映像の印象はダンサーの実力だけでは決まらない。
本人に似合う振り付け、色彩、
次に、カメラマンが身体の重心やリズムを理解しているかどうかで、
同じダンスでも鋭く見えたり少し鈍く見えたりします。
画角、ダンスに合わせた勢い、楽しさ。惹きつける力。

これを作詞で考えてみると、
現在の音楽制作の現場では、メロディーが先にあり、
あとから歌詞を乗せるケースが多くあります。
だから作曲はダンスを踊るアーティスト。
作詞はカメラマンという視点で見ることもできます。

どんなに素晴らしい音楽(ダンス)も
作詞(カメラマン)次第で鋭くも鈍くもなる。

逆を言えばまだ輪郭の見えにくいダンス(作曲)も
カメラマン(作詞)次第で鋭く描き映し出すことができるはずです。

踊れないカメラマンがダンスを撮るかのように、
歌えない言葉は歌を鈍らせる。
歌になる言葉は、メロディーの重心を知っている。

作詞は、言葉の技術だけではなく、
メロディーの身体感覚を理解する必要があります。
作詞はメロディーという身体に言葉を置く仕事です。

私の作詞講座は、
作詞や言葉の知識だけをお伝えするものではありません。
平井堅『楽園』、嵐『トビラ』などの楽曲で、
実際にメロディーと言葉に向き合ってきた身体感覚をもとに、
あなたの歌詞の輪郭を一緒に見ていく時間です。

歌の重心をどこに置けばいいのか。
自分の歌詞に何が足りないのか。
それがわからないまま書き続けている方へ。
メロディーの中で言葉がどう立ち上がるのかを、
プロの視点から一緒に見ていきます。

必要な方へ、静かに扉を開いています。

歌詞の方向性、サビの弱さ、メロディーと言葉の関係、
作品の現在地を、
作詞家の視点から一緒に整理します。

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Published in【作詞講座コラム】