今回はかなり大きなテーマ。
”センス”についての話をします。
作詞をする上でのセンスとは何か。
ファッション、文書、芸術、住まい、
全てにセンスと呼ばれるものがある。
でも、私たちはそれをうまく言語化することができない。
なぜならそれは”感じる”ものだから。
センスにはセレクトのセンスと、構造上のセンスがある。
構造上のセンスは作り手が担う。
私たちはどのような服を着るか、までは決定できますが、
オーダーメイドでない限り、
どのように服を作るのかまでは選択しません。
出来上がったものを選ぶことが基本になる。
本職であればそこまで全てをトータルとして、
服装のセンスと言えるのでしょうけれど、
通常は選択する目、
そして本質を見抜く目をセンスと呼びます。
だけど歌の場合は作り上げるセンスも自分次第で輝き出す。
作詞のセンスとは何かと問われれば、
セレクトのセンス、構造上のセンス、
そして制約のセンス、経験のセンスである。
どのような空気感で、どのような言葉で歌を書くのか。
どのような構造を持った歌にするのか。
どれだけの制約を守って歌を書くのか。
どれだけ多くの感情を経験してきたのか。
その体験の深さも、センスとして歌に滲み出ます。
何かが違う、魅力的だ、と感じさせる何かとは何か。
それは本気で思っている。
本気で書いている。
ということだと私は思います。
本気で選んでいる。
本気で生きている。
そしてそれを軽々と行う。
そんな佇まいと、
生き様の中にセンスが見えてくる。
自分を信じるということも大切なことだと思います。
自分を信じられるからこそセンスは輝く。
沢山の良いものに触れる。
沢山の感情を知る。
それがセンスを磨く最善の方法であると思います。
センスは才能というより、
蓄積によって育っていくものだと思います。
作詞は一人で完結することもできますが、
第三者の視点が入ることで、
見えていなかった輪郭が見えてくることがあります。
必要な方にだけ扉は開かれています。
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歌詞の方向性、サビの弱さ、メロディーと言葉の関係、
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作詞家の視点から一緒に整理します。
詩人・作詞家
Makoto ATOZI
