-Le Petit Prince-小さな王子さま Premier Chapter
レオン・ヴェルトに捧ぐ
私は、この本を、
あるひとりの大人に捧げることを
子供達に謝罪しなければならない。
私には真っ直ぐな言い訳がある。
それは彼が、
私の大切な親友であるということ。
もう一つある。
彼は子供たちの気持ちも、
理解できる大人であるということ。
そして最後の言い訳がある。
この大人は今、
フランスに住んでいる。
空腹や寒さに、
苦しんでいると思う。
彼には、慰めがいる。
もしも、これらの言い訳だけでは
足りないというのなら・・・
この本を、このひとりの大人が、
まだ子供だった、
あのときの彼に、捧げたい。
すべての大人は、
かつて、皆、子供だった。
(しかし、それを覚えている人はほとんどいない。)
―- 幼い頃のレオン・ヴェルトに捧ぐ。 ―-
※本稿は、フランス語原文を参照しつつ、翻訳機と英訳を手掛かりとした、思索と翻訳の途中経過として記しています。