夢のお話

 夢にもいろいろあって、「成し遂げたい夢 / 叶えたい夢」「昨夜見た夢」などありますが、今日お話するのは寝ている間に見る夢のお話。

 人の夢のお話というのは聞きたくないお話のワーストワンになるような
テーマではありますが、どうかお付き合いくださいませ。

 どうして僕は眠りの国の夢の世界ではこんなにも弱気なのかと思う。
僕には夢見に関して決めていることがあります。どんなに重苦しく良くない内容の夢を見ても必ず「夢でよかった」と思うこと。自分はいま、このときを生きている。夢は単なるうたかたの幻。せっかくの1日、それを引きずったりしない。それでもやっぱりどうせ見るなら楽しく希望に溢れるような夢がいい。

 悪夢を見る要因の一つは単純に食べ物にあると見ているので、食べ物を体内に入れる時間と内容さえコントロールできていれば見たくない夢は遠ざけることができる…というのが僕の持論であります。僕は夢の内容の多くは身体の反応だと思っています。食は人生そのものでもある。食べる時間、食べる回数、食べる仕草、食べ物への向き合い方、食べるものの内容。全てが人生だから、それらが夢に反映するという持論があります。

 そうでありながらも、例えば重苦しい夢、何かから逃げている夢、汚い色の夢などを見たときに、ならば、どうすればいいのかということを、ふと思ったのです。

 僕は夢に対してあまりにも弱気過ぎるのではないか。挑む気持ちが足りないのではないか。

 夢の中で真っ逆さまに落ちたのなら、目覚める前にもう一度、天の世界まで一気に昇っていけばいい。誰かに追われているのなら、素晴らしいスピードで逃げ切ればいい。逃げ切った場所で楽しくいればいい。汚い色の夢ならば、夢の中で魔法をかけて美しくしてしまえばいい。

 それくらいのことは、本当は僕らにはできるのではなかろうか。なんたって、そこは夢の中なのだから。

 だから僕はもうどんな夢を見ても、オセロの色を全部ひっくり返すように良い夢に変えてから目覚めることにしようと、妙な決意を持ったのです。

 あなたはどうでしょう?

 夢を見ているのは自分自身。夢の方にコントロールなんてさせない。アドベンチャーも楽しく。一手間加えることで料理は美味しくなる。夢もまた同じ。

 せっかくの夢なら叶えよう。

 眠りの国の色を塗り替えよう。

 なんて思う朝でございます。

 ちなみに僕は今日見た夢をあまりよく覚えていないのですが、この内容でコラムを書きたくなって、今回、書いてみました。

 気づきを栄養とするのであれば、あらゆる夢はグッドドリームス。ワクワクした方が勝ちなのだと思います。

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