僕たちはなぜ巡り逢うのか

 恋愛を前にした時、男性と女性では根本的な概念の違いがある。男性は好みの女性が現れた時、フラれてしまうこと、恥ずかしさを受けることを回避しようとする。情報の力を借りて、仲間の力を借りて、または表現しないことでそれを回避し、内心は狩人のように心が動き始める。

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 女性は好きになると決めて好きになる。または恋に落ちてしまった場合は、命を賭けるかのような想念に襲われる。
それらは恋に惹きこまれてしまった場合のことで、女性は暴力と圧力を恐れている。多くの男性はそれを知らない。追い求めている場所が違う。

 本当に優れた男性は飢えてなどいない。だから自然に恋人をつくり、恋人もまた自然に寄り添う。

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 出会いを理念としたアクションからは様々な弊害がこれでもかと現れる。だから自粛モード以前の世界では、美女と呼ばれる人ほどにマスクをしていたものだけれど、今は全員がマスクだから、これがよいことなのかどうなのか。

 今こうして書いていることは全て僕の個人的な見解です。事実というのではなくて、あくまでも僕の主観です。

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 街を歩いていて、突然に好みの異性に出会ったからといって、告白をすることもできない。だから世の中には出会いに飢えて、出会いがない、とつぶやく男女は増え続ける。

 そんな日々のなかで、人生ではわずかに数えられるほどの数だけ、奇跡に近いといえるような出会いが用意されることがある。用意されている。

職場で出会うフリーな立場の魅力的な異性。趣味の場で出会う運命のような出会い。または誰かからの紹介で第一印象で忘れられなくなるような、まるで思い出みたいな出会い。

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 友にしても、家族にしても、恋人にしても、伴侶にしても、僕たちは星の数ほどの人の中から、不思議なほどの引力で身近なかけがえのない魂と出会う。まるで誰かが脚本を書いているかのように。

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 僕はもう新たな恋をするような気持ちはないけれど、いま、出会いがないと嘆いているような人は慌てなくていいと思う。

 出会いがない間は、自分のことをもっと好きになればいい。自分を好きになって、自分の毎日を好きでいれば、あら不思議。出会いも運も引き寄せている。いつの間にかね。本当に不思議なほどに。好きは好きを連れてくる。

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 この世界は上手にできている。優しさには優しさが出会う。激しさには激しさが出会う。喜びには喜びが出会い、憎しみには憎しみが出会う。等身大には等身大が出会い、高望みには高望みが出会う。だから自分が好きな自分でいればいい。

 全部、僕の個人的な人生への感想であります。

 男は恋を悟りの橋としてしか学べないのかもしれないけれど、この世界の哀しみを知り、女性の覚悟を知り、自分をもっと好きになれるように旅を続ければいい。

 女性は背筋を伸ばして歩むなら、必ずふさわしい王子様が現れる。用意されている。

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 この世界は本当に不思議。この文章を読んでいただけているあなたと僕だって、こんなにも広い世界の中でふれあえている。奇跡。

 仲間、家族、恋人、僕たちはなぜ出逢うのか。それはやっぱり約束なのかもしれないね。

 焦ることはないのだと思う。なにごとも。

 ライフイズビューティフル。

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